支部研修会「三松堂印刷株式会社板橋工場見学会」
日時
2009年9月17日14時〜16時
場所
三松堂印刷株式会社板橋工場
東京都板橋区前野町6-5-1
※集合は東武東上線「ときわ台」北口13時半
見学概要
埼玉工場設備
- A/Y (4+4)c 輪転
- A/Y (2+2)c 輪転
- B/T (4+4)c 輪転2台
- 各機械にヤレ検出のカメラを設置
板橋工場
- 枚葉12台
- 360日稼動
- 印刷は三交代24時間稼動
- 製本を導入、内製化高める
- 並製1台
- 中綴じ2台
- 折機14台
- 挨拶から社内環境、コミュニケーションを高める
- チェックシートを使用しての確認作業を行なうが、そこで満足せず常に改善をもとめる姿勢を持つ
竹内様より製販概要説明
- 竹内様は製販部門(イメージファクトリー)責任者
- セキュリティに注力している。入り口、プリプレス、セキュリティルームにカメラを設置。また、要所要所にカードキーも設置
矢部社長様より質疑応答
感想(古田)
- どの現場へいっても、現場の皆さんから明るい笑顔ではっきりとした挨拶を頂き、気持ちよく見学させて頂きました。
- 現場の方にいきなり質問をしてもちゃんとお応え頂け、教育と社員間のコミュニケーションの促進が非常に上手くいっている事を感じました。
- 現場はとかく煩雑になりがちですが、整理整頓(5S)の意識を高くもたれていました。
- ホワイトボード等を使った確認や伝達が要所ごとに見られました。シンプルなメッセージを、恐らく繰り返し確認されているのでしょう、効果的に思いました。
- 刷本の抜取り検査の際、タイムスタンプを押して管理されているのが印象的でした。
- 古いハイデルの1色機があり、現在も整備して稼働中との事。最近の機械は内部が見えないが、この機械は全て目に見えるので構造の研修にもよいとの事でした。また、オペレータは熟練のベテランとの事で、特色の扱いについては日本一ではないかという話を伺いました。
- プリプレスの現場は大きな一部屋になっており、オペレータ間の風通しの良さが伺えました。
- 多種多様な印刷機と加工の現場が隣接しており、とにかく現場間のやり取りも迅速に行なえそうです。
- 折機の現場で、印刷、断裁がよく無ければ適切な加工が出来ない為、折機の現場から上流の現場への意見等も流れていき、そこから作業改善があるという話を伺いました。社内の現場間のフィードバックが、後工程への意識をもつように為されている点におおいに感心しました。
写真
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